第10巻2129番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2129番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2129番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (詠鴈) |
| 原文 | 明闇之 朝霧隠 鳴而去 鴈者言戀 於妹告社 |
| 訓読 | 明け暮れの朝霧隠り鳴きて行く雁は我が恋妹に告げこそ |
| かな | あけぐれの あさぎりごもり なきてゆく かりはあがこひ いもにつげこそ |
| 英語(ローマ字) | AKEGURENO ASAGIRIGOMORI NAKITEYUKU KARIHAAGAKOHI IMONITSUGEKOSO |
| 訳 | 夜明けのまだ薄暗い頃、朝の霧に見え隠れしながら鳴いて飛んで行く雁よ。私のこの切ない恋心を彼女に告げてほしい。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 秋雑歌、動物 |

